【マイルCS完全攻略】過去10年のデータが選出した4頭の注目馬とは?

中距離や短距離に比べるとこれといって強い馬が不在で”手薄なマイル路線”と囁かれる中、今週末はマイル王者決定戦が始まろうとしている。短距離、中距離、マイラーなど様々な路線で活躍する馬が一同に参戦するのがマイルCS。そこで過去10年のデータをヒントに狙い所を探っていきたいと思う。

ステップレースのデータ

  • 天皇賞秋 【5-1-0-16】
  • 富士S 【2-2-1-44】
  • スワンS 【1-4-2-34】
  • 京都大賞典 【1-0-0-1】
  • 府中牝馬S 【1-0-1-7】
  • 毎日王冠 【0-2-1-9】
  • スプリンターズS 【0-1-1-7】

天皇賞秋から進めてくる馬が5勝を挙げており、一番優秀。中2週で舞台は東京から京都へ、距離は2000mから1600mへと短縮されるローテーションだ。間隔的には一番使いやすいと言えばやすい。今年は天皇賞秋の3着馬のイスラボニータが進めてくる予定で、1,2番人気を争う主役候補である。あとは天皇賞秋18着と最下位に敗れたヴァンセンヌも出走予定で、今年は2頭の天皇賞秋組が出走予定となっている。

次に富士S。中3週でこちらも東京から京都へ舞台を移し、距離は同じマイル戦でグレードがGⅢからGⅠへとステップアップするかたちとなる。出走する頭数は富士S組が一番多く、馬券に絡んでくることが多いという印象は確かにある。重賞未勝利馬だがここを勝ってきたあがり馬などが馬券に絡んでくる印象。今年は富士S2着馬のサトノアラジン、富士S3着馬で嘗て皐月賞でレコード勝ちをおさめたGⅠ馬のロゴタイプらが参戦する予定だ。

3番目がスワンS。中2週で、京都の1400mから京都の1600mと距離が延長される。こちらも出走頭数が多く、連対率は一番高い。善戦はするがGⅠ未勝利の馬が多いといった印象で、今年も勝馬で牝馬のアルビアーノや、昨年のマイルCS2着馬のフィエロなどがここから進めてくる。

各ステップレースごとにカラーが違うが、信頼度が高いのは中距離路線で活躍してきた馬の方が上か。距離を延長してくるよりも短縮してくる馬の方が成績が良い。天皇賞秋を筆頭に、京都大賞典、府中牝馬S、毎日王冠と距離を縮めて参戦してくる馬が好走する傾向にある。特に天皇賞秋組は5勝を挙げており、2勝の富士S組に差をつけている。そこで天皇賞秋組で好走した過去の馬のデータをご覧頂きたい。

天皇賞秋組の過去の好走馬

  • 2012年 サダムパテック 天皇賞秋8着(10番人気)→マイルCS1着(4番人気)
  • 2009年 カンパニー 天皇賞秋1着(5番人気)→マイルCS1着(1番人気)
  • 2007年 ダイワメジャー 天皇賞秋9着(3番人気)→マイルCS1着(1番人気)
  • 2006年 ダイワメジャー 天皇賞秋1着(4番人気)→マイルCS1着(1番人気)
  • 2006年 ダンスインザムード 天皇賞秋6着(5番人気)→マイルCS2着(3番人気)
  • 2005年 ハットトリック 天皇賞秋7着(11番人気)→マイルCS1着(3番人気)

天皇賞秋で優勝してそのままマイルCSも連勝した馬は2頭いるが、他の3頭は掲示板外の着順である。このことから、天皇賞秋で好走していない馬でもマイルCSでは好走する可能性は十分あると考えて良いだろう。しかし、マイルCS当日の人気は4番人気以上と人気上位に食い込んできている。当日は4番人気以上に推される馬が狙い目である。

富士S組の過去の好走馬

  • 2014年 ダノンシャーク 富士S7着(1番人気)→マイルCS1着(8番人気)
  • 2013年 ダノンシャーク 富士S1着(1番人気)→マイルCS3着(1番人気)
  • 2011年 エイシンアポロン 富士S1着(1番人気)→マイルCS1着(5番人気)
  • 2010年 ダノンヨーヨー 富士S1着(2番人気)→マイルCS2着(1番人気)
  • 2009年 マイネルファルケ 富士S9着(5番人気)→マイルCS2着(14番人気)

マイルCSで好走した富士S組を見てみると、富士Sで1番人気に推されている人気馬はマイルCSでも好走している。’09年のマイネルファルケだけが当日2桁人気から2着に持ってきているが、この日は小雨が降る中で他馬が人気薄の逃げを楽に許してしまった。マイネルファルケはマークも薄くスムーズに逃げて直線でも粘って残った。基本的には富士Sの勝馬、または1番人気に推されていた馬は連下まではあると考えてよいだろう。

スワンS組の過去の好走馬

  • 2014年 フィエロ スワンS3着(2番人気)→マイルCS2着(3番人気)
  • 2013年 ダイワマッジョーレ スワンS2着(4番人気)→マイルCS2着(3番人気)
  • 2012年 グランプリボス スワンS1着(3番人気)→マイルCS2着(1番人気)
  • 2010年 エーシンフォワード スワンS8着(1番人気)→マイルCS1着(13番人気)
  • 2008年 ファイングレイン スワンS5着(7番人気)→マイルCS3着(10番人気)
  • 2007年 スーパーホーネット スワンS1着(3番人気)→マイルCS2着(4番人気)
  • 2006年 シンボリグラン スワンS2着(8番人気)→マイルCS3着(8番人気)

スワンS組からは勝馬が1頭のみと少ないが、馬券に絡むという意味では多い。スワンSでの着順や人気に共通点らしい点がなかなか無いので難しいところ。フィエロ、ダイワマッジョーレ、エーシンフォワードは安田記念→スワンS→マイルCSというローテーションで挑んでおり、春使って休み明けをスワンSで叩いて本番に挑む、という流れが上手くハマったという感じがする。他にもシンボリグランなども初夏に使ってスワンSで叩いてマイルCSというローテーションを組んでいることから、スワンSを叩き台にして本番に挑むというのが好走パターンのように見える。人気薄も多いので馬券的妙味もあり、狙ってみると面白いだろう。

以上のことを踏まえて当てはまる馬を選出してみた。

  • イスラボニータ
  • サトノアラジン
  • フィエロ
  • ダイワマッジョーレ

データ的にも一番優秀な天皇賞組からは、当日4番人気以上の馬が狙い目と上記で記したが、天皇賞秋の3着馬イスラボニータが当てはまる。他の天皇賞秋組は最下位だったヴァンセンヌのみだし、イスラボニータは間違いなく人気上位に食い込むであろうことからこの馬をピックアップした。

富士S組は勝馬、または1番人気に推されていた馬が狙い目ということで、富士Sで1番人気に推されていたサトノアラジンをピックアップした。京都マイルの適性が高いディープインパクト産駒であるということも魅力である。

スワンS組は春使って休み明けスワンSを叩き台にして臨む馬が狙い目ということで、そのローテーションが当てはまるフィエロダイワマッジョーレをピックアップした。昨年のマイルCS2着馬であるフィエロは昨年と同様のローテーションで挑むし、ダイワマッジョーレも一昨年のマイルCSの2着馬でこちらもその時と同様のローテーションで挑む。王道のローテーションで悲願のGⅠ制覇を狙う2頭は注意しておきたい。

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